NEWS 新着情報

  • TOP
  • /
  • 新着情報
  • /
  • ー美容室予約時の妊娠中の伝え方を紹介!赤ちゃんへの影響や注意点もー

ー美容室予約時の妊娠中の伝え方を紹介!赤ちゃんへの影響や注意点もー

妊娠中に美容室を利用する際は、さまざまな疑問や不安がつきものです。特に、妊娠している旨の伝え方に悩む方も多いでしょう。

この記事では、石川県金沢市にあるヘアサロン「Chrono」が、安心して美容室を利用するための情報を紹介します!今回紹介する内容は、以下のとおりです。

・妊娠中であることが的確に伝わる伝え方

・妊婦さんにおすすめのヘアサロン選び

・注意点

・持ち物のアドバイスなど、

最後まで読めば、妊娠中でもヘアサロンで快適な時間を過ごす方法がわかります。

美容室で妊娠中であることを伝える方法

「妊娠中であることを美容室に伝えたいけれど、どのように伝えれば良い?」などと妊娠の伝え方について、悩む方も多いでしょう。

シンプルに「妊娠中ですが、カットやカラーの対応は可能ですか?」と、予約の際に尋ねるのがスムーズな伝え方です。

その際に、特に配慮してほしいことや質問がある場合は、このタイミングで聞いておくと当日安心してサービスを受けられます。

伝え方のポイントは「どのように伝えるかではなく、しっかり伝える」ことです。そのためほかに自分にとって言いやすい伝え方があれば、そちらを使っても問題ありません。妊娠期間にカットを希望する妊婦さんもいますので、遠慮することなく伝えてくださいね。

妊娠中に美容室に行くと赤ちゃんに影響があるの?

妊娠中に美容室を利用することは、基本的には問題ありません。現在のところ、赤ちゃんに影響が出るという医学的な根拠は見つかっていません。

ただし死産や生まれた子どものアレルギー疾患と、カラー剤との関係性については相関性が見られるとする調査内容もあります※。死産に関しては美容師並みの頻度でカラー材を使用する場合に、相関性が見られると報告されています(※1)。一方で子どものアレルギー疾患に関しては、妊婦期間に自宅で使用した場合にも発症しやすい傾向にあることがわかりました(※2)。

そのため心配な方は、妊娠時期の白髪染めやヘアカラーを控えるようにしましょう。

また妊娠周期によっては、香りに敏感になったり体調が変わりやすくなったりするため、心配な方は主治医に相談してなるべく体調の良い日にヘアサロンを利用すると良いでしょう。

(※1)参照:妊婦の職業上の化学物質ばく露と胎児死亡との関連について(2022年1月25日)|山梨大学大学院 総合研究部医学域 社会医学講座 特任助教 大岡 忠生・エコチル調査甲信ユニットセンター センター長 山縣 然太朗

(※2)参照:妊婦の染毛剤使用と生まれた子どもの 3 歳時のアレルギー疾患との関連について(2021年8月3日)|山梨大学 大学院総合研究部医学域 社会医学講座 助教 小島 令嗣 ・エコチル調査甲信ユニットセンター センター長 山縣 然太朗

妊娠中に美容室へ行く適切な時期はいつ?

妊娠中に美容室へ行く適切な時期は、中期から後期が最適です。

その理由は、妊娠初期は赤ちゃんの成長にとって重要な期間であり、ママの体調が優れないことが多いからです。また、臨月に入ると大きなお腹を抱えての移動や長時間の無理な体勢が難しくなる場合があります。

このため、比較的体調が安定している中期から後期にかけてがおすすめです。

妊娠中に美容室へ行くときの注意点

妊娠中に美容室へ行く際の注意点は以下のとおりです。

・予約時に妊娠中であることを伝える

・頭皮に優しい薬剤を使用してもらう

・無理は禁物

・長時間の施術を避ける

・仰向けの体勢に注意する

・トイレの場所を確認しておく

ママとお腹の中の赤ちゃんを守るうえで、どれも大切なことです。これらのポイントを一つずつ確認していきましょう。

予約時に妊娠中であることを伝える

妊娠中であることは、予約時に必ず伝えましょう。突然体調が変わった際に、事情がわかっていないと美容室側も十分な対応ができません。

またヘアサロンによっては、妊娠中の予約を断る場合もあります。行ってから断られてしまわないためにも、必ず事前に伝えましょう。

なお伝え方は、先述したものを参考にしてくださいね。

薬剤に注意する

妊娠中は肌が敏感になるため、カラー剤などがしみたり、かぶれたりすることがあります。そのため異変を感じたら、すぐに中断してもらいましょう。

なお、市販のカラー剤は刺激が強いため、カラーリングをする場合には美容室での施術をおすすめします。

無理は禁物

美容室で体調が悪くなった場合は、無理をせず休憩を取りましょう。薬剤やシャンプーのにおい、体勢の変化で気分が悪くなることもあります。無理をせず美容師に伝えましょう。

長時間の施術を避ける

妊娠中は長時間の施術を避けるべきです。体調不良になりやすいため、施術時間をできるだけ短くしてもらえないか美容師に相談しましょう。

仰向けの体勢に注意する

妊娠中に仰向けになると、お腹の重みで体調が悪くなることがあります。ヘッドスパメニューなど仰向けになる姿勢が長い場合には、必要に応じて体勢を変えたり休憩を取ったりするようにしましょう。

トイレの場所を確認しておく

妊娠中はトイレに行く回数が増えるため、事前に場所を確認しておくと安心です。体調不良の際にも安心して利用できるようにしておきましょう。

妊娠中の美容室利用で持っておくと安心なものリスト

妊娠中は体調の変化が起こりやすいため、美容室へ行く際にもある程度準備しておくと安心です。ここでは、妊娠中にヘアサロンを利用する際に持っていくとよいものを紹介します。

【これで安心!持ち物リスト】

・母子手帳・保険証・診察券

・エチケット袋

・飲み物

・夜用ナプキン

まず母子手帳や保険証、診察券は、万が一体調が急変した際に迅速な対応を受けられるため、持っておくと安心です。

エチケット袋は、吐き気が生じた際に美容師にお願いしなくても自分で準備できるため便利です。

また飲み物を持っていくことで、自分のタイミングで水分を補給できるため持っていくと良いでしょう。特に施術が長時間になる場合は必須です。

臨月にヘアサロンへ行く場合は、夜用ナプキンを持っておくと破水したときに役立ちます。

これらの持ち物を準備しておくことで、急に体調が変化したときにも落ち着いて対応できます。

妊娠中の美容室選びのポイント

妊娠中の美容室選びのポイントは以下のとおりです。

1.低刺激の薬剤を取り扱っている

2.座るタイプのシャンプー台がある

3.かかりつけの病院の近くにある

4.急なキャンセルに対応できる

5.妊婦の施術に慣れた美容師がいる

妊娠中は体が敏感になるため、低刺激の薬剤を使用するヘアサロンを選ぶと安心してカラーなどの施術を受けられます。また、座るタイプのシャンプー台があるヘアサロンは、長時間仰向けになる必要がありません。施術中に体調不良になるリスクを回避できます。

また万が一に備えて、かかりつけの病院の近くにあるヘアサロンを選ぶと迅速に対応できます。さらに、妊娠中は体調が変わりやすいため、急なキャンセルにも柔軟に対応してくれるヘアサロンを選ぶことで気が楽になるでしょう。

最後に、妊婦の施術経験が豊富な美容師や子育て経験のある美容師がいるヘアサロンを選ぶと、妊婦特有のニーズを理解し、安全で快適なサービスを提供してくれる場合があります。ヘアサロンのホームページで、「子育て中のスタッフ」がいるかどうかを確認するのも良いでしょう。

まとめ:妊娠中の伝え方はシンプルでOK!事前に伝えておしゃれを楽しもう

今回は、美容室を利用する際に妊娠していることが的確に伝わる伝え方を紹介しました。妊娠中に美容室を利用する際は、予約時に妊娠していることを伝えることが最低限押さえておきたい伝え方のポイントです。

なお、伝え方はシンプルで問題ありません!自分にとって言いやすい言葉で、「妊娠中」という情報を伝えましょう。

また、病院の近くにある美容室に予約すると、急な体調変化にも対応しやすくなります。体調第一で、体調に合わせた施術を依頼することも重要です。

気分が優れている日を選び、妊娠中でもおしゃれを楽しんでくださいね。

2024.06.14