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ー美容室で黒染めを頼むコツはある?自然な黒髪にするポイント解説ー

「髪の毛がプリンになってきたから黒色へ戻したいけど、自分で染めるのはちょっと…」と、ためらっている方も多いかもしれません。

そのような迷いがある場合には、美容室での黒染めがおすすめです!

実は、黒染めは通常のカラーリングとは異なり、髪へのダメージや色落ちがありません。そのため仕事の都合などで、長期間黒色の髪を保ちたい場合に最適です。

この記事では、黒染めの適切なタイミングや美容室で失敗しないためのオーダー方法を解説します。自然に見える黒髪をオーダーするポイントを押さえることで、理想の黒髪を手に入れましょう。

 

黒染めのカラーリング、通常の染めとの違いは?

黒染めは、髪を自然な黒色、もしくは地毛に近い黒色に染めるカラーリング手法です。専用の染料は、元の髪色を覆い隠し、元の色が茶色や赤毛など明るくても黒色に近づけることが可能です。

ちなみにですが、カラーリングに使用される「黒」という色は直接的には存在せず、赤や黄、青などの基本色素を混合して、暗い色調を作り出しています。絵の具を混ぜると色が暗くなるのと似た原理ですよ!

基本的にほかのダークトーンのカラーリングと似た方法で行われますが、暗さのレベルが異なります。専用の染料は髪の毛にしっかりと染まる傾向があります。そのため、しばらくして髪を明るく染め直す際にうまく色が入らなくなってしまうのです。

特に赤みが目立つため、アッシュ系などのカラーを希望する場合にはブリーチが必要になることもあります。完全な黒色でなくても良い場合は、ブルーやグレーなど少し色味のあるダークトーンを選択することも一つの選択肢です。

 

黒染めの最適なタイミングは?

黒染めを考える際、最適なタイミングはいつなのか迷う方もいるでしょう。多くの人が、受験や就職活動、アルバイトの面接といったかしこまった場面で清潔感を出すために黒髪を選びます。

また、夏休みなどの長期休みを利用して一時的に髪色を明るくし、休みが終わるタイミングで黒髪に戻す学生もいます。学校のなかには、学業に影響が出ないよう校則で髪染めが禁止されているところもあったり、授業中に目立たないような自然な髪色が求められたりすることもあるからです。

一方でファッションとして黒髪を選ぶ人も少なくありません。特に、パーソナルカラーに黒がある方は、ブラウン系の髪色よりも、意図的に黒く染めて深みのある髪色を好む傾向があります。

 

黒染めの方法

黒染めにはさまざまな方法があり、目的や髪質に応じて好きに選べます。ここでは、主な方法を紹介します。

 

ファッションカラー

ファッションカラーは「おしゃれ染め」とも呼ばれ、主に白髪隠しに利用されるヘアカラーの一種です。最近では、気軽に色を変えられることから、ファッションカラーで作る黒髪も増えてきています。

色持ちが良いことと、色の選択肢が多いことがメリットです。一方で、髪へのダメージが比較的大きいことがデメリットとして挙げられます。

ファッションカラーを使用する場合は、まず髪を脱色し、そのあとに希望の色を入れます。脱色することで、もともとしっかりとした黒い髪色でも明るい色への変更が簡単になりますよ。

ファッションカラーは白髪染めに比べると色落ちしやすいため、持続させるためには定期的に染め直しが必要です。そのため夏休みや春休みなど、一時期だけ髪色を変えたい学生におすすめな染め方です。

 

ヘアマニキュア

ヘアマニキュアとは、髪の内部ではなく外側に色を付けるカラーリング手法のことです。ヘアマニュキュアは髪にダメージを与えることなく染められるメリットがある一方で、色を乗せるだけであるため大胆な色の変更はできません。

またヘアマニキュアにはいくつか種類があり、白髪染め用のヘアマニキュアは白髪を自然に隠す効果があり、ファッションカラー用のヘアマニキュアはブリーチされた髪に色を足して楽しむためのものです。

いずれも色を髪の表面にのみ付けるため、髪が既にダメージを受けている場合はきれいに入れるのが難しく、またシャンプーのたびに色落ちが早まり、2~3週間で色が薄れる可能性があります。このような特徴からヘアマニキュアは、髪を傷めずに自然な色合いを求める人や、ブリーチ髪に色を加えたい人に適しています。

 

黒染めの重要なポイント

ここでは、黒染めをするうえで覚えておくべき重要なポイントをいくつか紹介します。特徴や注意点をチェックしておきましょう。

 

色落ちしにくい

暗髪カラーに染める場合には色が落ちにくいため、次のカラーリングで明るい色を出しにくくなります。例えばアッシュなど赤みを抑えた色にする場合、黒染め染料の赤みが影響してはっきりとした色に染めにくいです。黒く染めたあとに明るい色にしたい場合は、ブリーチが必要であり、髪にダメージを与えることになります。

 

黒染めのタイミングに注意

就職活動などのために検討している方は、染めるタイミングに注意しましょう。面接などの選考に向けて染める場合には、約1週間前がおすすめです。

染めたての色が自然に見えるようになるまでには時間が必要で、早すぎると色落ちしたり、根元が目立ってしまったりすることがあります。直前過ぎると色が馴染まず、不自然な見た目になる恐れがあります。明るい髪色から黒く染める場合には、馴染むまでの期間を逆算して、美容室に行きましょう。

 

慣れていないなら自分でしない

市販のカラーリング剤を使用して自分ですることも可能ですが、ムラになるリスクや色味が合わないといった問題が生じやすいです。そのため、失敗を避けるためにも美容室ですることをおすすめします。美容師は髪の状態からおすすめの色味を提案してくれるため、安心して任せられます。

 

美容室で黒染めをオーダーする時のポイント

ここでは、美容室で黒染めを頼む際のポイントを紹介します。自分好みの黒髪を手に入れるためにも、それぞれチェックしておきましょう。

 

黒染めの目的を伝える

黒染めを希望する理由や目的を伝えることで、自分好みの黒髪により近づきます。加えて維持したい期間を伝えることで、美容師は色持ちの良いカラー剤や、必要に応じて色落ちしやすいものを選択できます。

 

理想の色味を具体的に伝える

美容室では、希望する黒の色調をできるだけ具体的に伝えてください。黒染めは単に髪を黒くするだけでなく、赤みや青み、黄みといった色調のバリエーションが存在し、それぞれで異なる印象を与えます。

色調の希望を伝える際は、言葉だけでなく、参考の画像を持参すると理想に近づけやすくなります。モデルや有名人の写真、カラーチャートなどが有効です。画像を使って具体的なイメージを共有すると、美容師が希望にあわせてよりスムーズに提案してくれます。

 

パーマや縮毛矯正などの施術履歴を伝える

美容室では、過去の髪の施術履歴をできるだけ詳細に伝えてください。例えば縮毛矯正やパーマ、自宅でのカラーリング、ブリーチの有無など、どのような処理をいつ行ったかを共有することで、美容師は髪の現状を正確に把握し、適切な施術ができるようになります。

施術歴によっては、黒染めの方法や色調に制限が出る場合もあるため、事前に詳しく伝えましょう。

 

まとめ

美容室で黒染めを依頼する際のポイントを詳しく紹介しました。

黒染めは通常のカラーリングと異なり、色が落ちにくく、次に別の色を入れるのが難しい点が特徴です。これらを踏まえ、美容室でのカウンセリングでは、染める目的や希望する色味など、希望を詳細に共有することが重要です。

美容室での黒染めを通じて、自分に合った魅力的な黒髪を手に入れましょう。

2024.04.30