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ー美容室でできるリタッチとは?その特徴やメリット・デメリットを解説ー

髪を染めてから数週間が経過すると、根元が伸びてきて染めた色が変わってくることに悩む方も多いでしょう。この問題を解決する方法として、「リタッチカラー」と呼ばれる施術がおすすめです。

 

「リタッチとはどのような施術か」「フルカラーとリタッチとは何が違うのか」、よくわからない方もいるでしょう。

 

そこで本記事では、リタッチとは何か?を理解するために、施術内容やメリット・デメリットを詳しく解説します。また、リタッチカラーがおすすめな人の特徴についても紹介します。

 

リタッチとはそもそも何か知りたい方や施術を迷っている方は、最後までお読みください。

 

 

美容室メニューにある「リタッチカラー」とは?

リタッチとは、新しく伸びてきた髪の根元だけを、以前染めた色と同じ色で再染色する施術メニューのことです。多くのメニューでは根本の1〜2センチの範囲のみを対象とし、髪の中間や毛先は染めません。

 

フルカラーと同じタイプのカラー剤が用いられ、施術オプションにはファッションカラー・グレイカラー・ブリーチ・ヘアマニキュアが含まれます。

 

フルカラーの特徴もおさらい

フルカラーはリタッチとは異なり、根元から毛先までを均一に染め上げる施術メニューのことで、全頭カラーと呼ぶ美容室もあります。美容室のヘアカラーメニューの大部分を占めるのが、このフルカラーです。

 

フルカラーは髪の毛全体にカラー剤を使用するため、スタイルに合わせて雰囲気をガラッと変えたいときにおすすめです。古い色が落ちた髪に新しく色を入れることで、鮮やかな発色とツヤを再び得られるメリットがあります。

 

一方で髪に繰り返しダメージを与えることと、髪が長いと使用する薬剤の量が増えることによりコストが高くなることがデメリットです。

 

リタッチカラーの4つのメリット

美容室でリタッチカラーを選ぶメリットは、以下の4つです。

 

・髪へのダメージが少ない

・根元が目立たなくなる

・低コストでおしゃれに仕上がる

・施術時間が短い

 

以下では、それぞれのメリットを詳しく解説します。

 

髪へのダメージが少ない

リタッチカラーを選ぶ大きなメリットは、髪へのダメージを最小限に抑えられる点です。

 

一般的にヘアカラーに使用されるアルカリ性の薬剤は、髪を傷めます。その点、リタッチカラーでは新しく伸びた根元の部分だけに施術を行い、髪の毛先は染めないため、髪全体へダメージが蓄積するのを防ぎます。

 

そのため明るいヘアカラーを長く維持したい場合は、髪がダメージを受けるのを防ぎながら色持ちを良くできるためおすすめです。

 

根元が目立たなくなる

根元が目立たず、全体的に美しい仕上がりになることもメリットです。施術することで、根元の色むらを効果的に隠してくれます。そのため特に白髪や、明るい染め髪と地毛の差が気になる方に適しています。

 

低コストでおしゃれに仕上がる

フルカラーに比べて使用する薬剤が少ないため、コストを抑えて施術が可能です。実際に多くの美容室において低価格で提供されているため、根本の色落ちが気になるたびに気軽に利用できます。

 

そのためフルカラーとバランスをとりながら、お財布にも優しくヘアカラーを楽しめますよ!

 

施術時間が短い

フルカラーと比べて施術範囲が少ないため、待ち時間が短い傾向にあります。そのためフルカラーの長い施術時間が負担となる方にとって、大きなメリットといえるでしょう。短時間で済むため、仕事や家事が忙しく美容室で過ごせる時間が取れない方でも手軽にメンテナンスが可能です。

 

リタッチカラーのデメリット

リタッチカラーは多くのメリットがありますが、デメリットもあります。施術をする際には、そのデメリットも理解しておくことが重要です。主なデメリットは以下のとおりです。

 

1.毛先の色褪せが目立つ

2.完全に色が一致しないことがある

3.ヘアスタイルの変更に制限がある

4.美容室によってはリタッチ範囲に規定が存在する

 

それでは、それぞれのデメリットを詳しく解説します。

 

毛先の色あせが目立つ

リタッチカラーでは根元だけを染めるため、時間が経つにつれて毛先の色褪せが目立ち始めることがあります。新しいカラーを施しても、以前に色落ちした毛先がはっきりとわかるため、全体的に均一な髪色に見えない場合があります。

 

毛先の色あせを気にする場合にはフルカラーとリタッチカラーを交互に行うことで、ヘアカラーの鮮やかさを保ちながら髪のダメージも管理も容易になります。

 

髪全体の色味がバラバラになることもある

リタッチカラーを使用すると、髪全体の色味が一致しないことがあります。これはリタッチカラーで、前回施術したカラーを完全に再現することが難しいためです。特に白髪染めでは、同じ色合いを再現するのが特に困難になります。

 

美容室ではスタイリストが色調整を試みますが、色あせ具合によっては全体を再染めしてより統一感のある色合いを実現することが可能です。カラーリングの計画を立てる際はスタイリストとよく相談し、最適な施術計画を決定しましょう。

 

スタイルの大きな変更はできない

リタッチカラーは主に髪の根元を対象に施されるため、全体のスタイルを大きく変えることはできません。そのため前回施術したカラーに合わせて行われるため、新しいスタイルを求める方には物足りないかもしれません。

 

大幅なイメージチェンジを希望する場合は、フルカラーが適切です。

 

リタッチ範囲が決まっている美容室もある

美容室によっては、リタッチカラーの適用範囲には「根元2センチまで」といった具体的な規定が設けられていることがあります。

 

そのため前回施術したカラーから時間が経過し髪が長く伸びている場合は、リタッチ対象外となる可能性があります。当日に断られてしまわないためにも、施術前には美容室にリタッチの範囲を確認しておきましょう。

 

リタッチカラーが適している人はこんな人!

リタッチカラーが特に適しているのは、以下の特徴を持つ方です。

 

・新しく伸びた根元の色の違いが気になる方

・白髪が増えてきた方

・カラーリングにともなう髪へのダメージを最小化したい方

・美容代を節約したい方

・今の髪色を維持したい方

 

これらの条件に一つでも当てはまるならば、さまざまなカラーリングがあるなかで特にリタッチカラーがおすすめです。行きつけの美容師に相談してみてくださいね。

まとめ

今回は、美容室にあるリタッチとはどのような施術メニューかを詳しく解説してきました。

 

リタッチとは主に根元を対象にしたカラー施術で、根元の色が変わり始めた際に特に有効です。定期的にリタッチカラーを施すことで、髪のダメージを最小限に抑えつつ、コストも節約できます。自分で判断が難しい場合は、美容師に相談してリタッチカラーかフルカラーを選択するのが適切です。

 

なお当サロンではリタッチはもちろんのこと、デザインカラーから白髪染め、ハイライトまで多様なカラーメニューを提供しています。

「ほかのカラーメニューとリタッチとは何が違うのか」「リタッチとはどのようなカラーにできる施術なのか」などのご質問も承っていますので、「Chrono」へお問い合わせください!

2024.05.24