ふんわりした髪型や毛先に個性を出したいなら、パーマを試してみることをおすすめします。ただし美容室での施術が初めての場合は、どのように伝えたら良いのか迷うこともありますよね。
特にパーマスタイルは具体的なイメージを伝えにくいため、オーダー前にどのような種類があるのかを知ることが重要です。
この記事では、美容室でオーダーできる内容や、かけるメリット・デメリットを紹介します。また、初めてオーダーするときのポイントもわかりやすくまとめました。初めてチャレンジする方は、ぜひ最後までご覧ください!
パーマの主な種類
美容室では、「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の2種類から選べます。以下では、それぞれの特徴を紹介します。
コールドパーマ
コールドパーマは、化学薬剤を使用してロッドで髪を巻き、カールを作り出す方法です。美容室にあるメニューは、このコールドパーマのことを指すことが一般的です。
特徴として、湿った状態で最も巻き髪が強調され、乾かすと柔らかな波になる点が挙げられます。また髪の根元から施術できるため、ふんわりとした全体的なボリューム感を出しやすいというメリットがあります。
ホットパーマ
ホットパーマは、ロッドに巻いた髪に薬剤を施したあと、熱を加えてカールを作る方法です。よりしっかりとしたカールを作ることが可能で、持続性もあります。そのため、直毛など巻き髪が作りにくい髪質にも適しています。
初めてパーマをオーダーするときのポイント
美容室で希望の髪型をオーダーすると、想像していたスタイルと異なるヘアスタイルになった経験をお持ちの方もいるでしょう。求めている雰囲気を正確に伝えるのが難しいため、仕方のないことではありますが、なるべく避けたいですよね。
以下では、初めてオーダーする方向けに、伝え方のポイントを紹介します。
カットとパーマは同日に予約する
かける際には、カールを作りつつカットも行うのが一般的です。担当のスタイリストは、すべての施術が終わったあとにどのようなスタイリングになるかを想定しながらカットを行います。
そのためカットを別の美容室で行っている方もいるかもしれませんが、基本的にはカットとセットで依頼するようにしましょう。
パーマをかける範囲と希望の雰囲気を明確に伝える
かける位置によって、髪のシルエットや全体の雰囲気が大きく変わります。例えば髪全体にかけると、ボリューミーで柔らかな印象になります。一方で毛先のみに施すと、毛先に動きが出てオシャレな雰囲気に仕上がります。
また自分の気になる部分を隠すために、一部にボリュームを出したい場合も、その旨を担当のスタイリストに伝えましょう。
参考画像を準備する
パーマはさまざまな種類があるため、言葉だけで理想を伝えるのが難しいです。そのため美容室で施術する場合には、事前に画像で担当のスタイリストとイメージを共有しましょう。
希望する仕上がりのイメージに近い画像を3枚程度用意しておくと、より伝わりやすくなります。ネットやInstagramなどのSNSで画像を探してみるのが一つの方法です。
また美容室にあるヘアカタログを利用して、担当のスタイリストと相談しながらスタイルを決めるのも良いでしょう。
パーマをかけるメリット
パーマをかけることで、髪型や顔の骨格に関する悩みを解消できる場合があります。特に下記のような髪や顔立ちに関する悩みは、うまく調整することが可能です。
・頭の上部の形が平ら
・うねりが気になる
・後頭部が絶壁になっている
・前髪が思うように横へ流れず、顔にかかってしまう
髪のクセを解決できるほかに、湿気が気にならなくなったり、簡単にまとめるだけでスタイリッシュな雰囲気になったりと、さまざまなメリットがあります。ここでは、施術するメリットを紹介します。
湿気が気にならなくなる
「湿度が高いときに髪が広がってしまう」「ブローとアイロンでセットしても湿気ですぐに崩れてしまう」といった、湿気が高いときの髪の調子で悩む方は少なくありません。
アイロンやカーラーで作ったスタイルは、湿気を吸収するとすぐにくずれる一方で、パーマは湿気を含むと巻き髪の部分が強調されるため簡単にはくずれません。
そのため雨の多い梅雨の時期にかけることで、スタイル持ちが良くなり、髪の毛のセットをパパッと終わらせられるメリットがありますよ。
簡単なまとめ髪でもスタイリッシュになる
パーマスタイルはシンプルに一つに束ねるだけでも、スタイリッシュな見た目になります。また巻かれていることで、抜け毛もさりげなくおしゃれに見せられます。
パーマをかけるデメリット
パーマをあてることはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも存在します。ここでは、2つのデメリットを紹介します。
髪へのダメージリスク
パーマに使用される薬剤は、髪のダメージを引き起こす可能性があります。特に、選択した薬液が髪の性質に合わない場合は、髪質がさらに悪化することも考えられます。
そのため事前のカウンセリングを通じて、自分の髪に適した薬剤を選んでくれる美容院を見つけることが重要です。
カラーリングを同じ日にできない
一般的に、パーマとヘアカラーを同じ日に施術することはおすすめされていません。理由は、どちらの処理も薬剤を用いるため、髪へ過剰な刺激がかかるからです。
ただし比較的髪に優しい薬剤を使用する場合は、同時に施術を受けることが可能な場合があります。このようなサービスを提供しているかどうかは、サロンによって異なるため、事前に確認が必要です。
カラーを同時に希望する場合は巻いてから、カラーは1週間ほど間を空けて施術することをおすすめします。先に染めるのではなく、あとに染めることで、カラーの色持ちが良くなります。
まとめ:初めてのパーマは美容室選びが重要!
パーマをかけることで、髪型の悩みを解決できたり、スタイリングの手間を減らせたりなどのさまざまなメリットが得られます。
美容室で施術する場合には理想のスタイリングに近づけるために、担当のスタイリストと希望するイメージを正確に共有することが重要です。イメージに近い写真などを用意しておきましょう。
また美容室を選ぶ際には、カウンセリングを丁寧に実施してくれるところを選択することが重要です。当サロンでは、一人ひとりに寄り添った丁寧なカウセリングを実施しますので、初めての方はぜひご利用ください!